あしながブログ

寄与分が認められるケースはどのような場合ですか?

  寄与分が認められるケースにはパターンがあります。以下で、順番に確認していきましょう。         ただ、生命保険金の金額が大きい場合には、生命保険金を遺産分割の対象にしないと、他の相続人との間で不公平になることがあります。実際に、生命保険金は高額になることも多く、家事従事型 家事従事型とは、相続人 続きを読む >>

私は、生前親の介護に専念してきたのですが、遺産を多くもらうことはできますか?寄与分とは何ですか?

  介護の状況や内容、生前の親の状態にもよりますが、親の介護に専念してきた相続人がいる場合、寄与分が認められて、その相続人の遺産取得分が増えることがあります。       遺産相続をするときには、法定相続人が法定相続分に従って遺産を取得するのが原則です。しかし、相続人の中に、相続財産の形成のために特別な貢献をした人がいる 続きを読む >>

特別受益があるときの遺産の計算方法を教えて下さい。

    特別受益がある場合には「持ち戻し計算」という計算方法を使います。             持ち戻し計算をするときには、特別受益の対象財産をいったん遺産の総額に加算し、それをみなし相続財産とします。そして、そのみなし相続財産を、法定相続人が法定相続分に 続きを読む >>

生命保険の受取りは、特別受益になりますか?

生命保険の受取金は、基本的に特別受益にはなりません。生命保険の受取金は、保険金受取人の固有の権利であると考えられているためです。判例も同様の考え方を採用しています(最判平16.10.2)。生命保険の死亡保険金があっても、遺産分割の対象にもなりません。     ただ、生命保険金の金額が大きい場合には、生命保険金を遺産分割の対象にしないと、他の相続人との間 続きを読む >>

特別受益があるとき、特別受益の財産や他の相続財産は、いつの時点の評価を基準に評価したら良いですか?

特別受益を受けた相続人がいる場合に遺産分割を行うためには、特別受益の持ち戻し計算をしなければなりません。そのためには、特別受益の対象財産を評価する必要があります。このとき、特別受益の対象資産の評価方法には、通常の遺産相続の対象財産と評価方法が異なる点があるので、注意が必要です。特別受益の評価基準時は、通常の相続財産の評価基準時と異なるからです。   評価基準時というのは、いつ 続きを読む >>

相続人の中に、生前贈与を受けている人がいます。特別受益があるのでしょうか?特別受益はどのようなケースで認められるのですか?大学の費用も特別受益になりますか?

    相続人の中に、被相続人から生前贈与を受けている人がいる場合には、特別受益があると認められることが多いです。         特別受益が認められるのは、相続人が、被相続人から婚資や養子縁組、生計の資本のために遺贈や生前贈与を受けたケースです。たとえば、娘が結婚をするときに父親から持参 続きを読む >>

将来の相続トラブルを効果的に防ぐには、どうしたら良いでしょうか?

  将来の相続トラブルを防ぐためには、生前からの準備が重要です。       効果的な方法としては、生前贈与や遺言があります。 まず、生前贈与を利用すると、生前に財産の所有権を相続人予定者に移転することができるので、その財産が相続財産から外れて遺産トラブルを予防できます。たとえば、会社の事業承継のケースなどで、会社株式 続きを読む >>

遺贈と死因贈与は何が違うのですか?

  遺贈とは、遺言によって財産を分与することであり、死因贈与は死亡を原因として財産を贈与することです。この2つは、似ていますが異なる点も多いです。       まず、遺贈は一方的な単独行為ですが、これに対して死因贈与は契約です。遺贈は受遺者の承諾がなくてもできますが、死因贈与を行うときには受贈者の承諾が必要です。 この 続きを読む >>

遺言執行者に指定されているのですが、何をしたら良いのですか?断ることはできますか?

    遺言執行者に指定されている場合、就任すると、以下のような業務を行うことになります。         まずは、遺言書に書いてあるとおりに相続や遺贈の手続きを進めていきます。たとえば、特定の相続人に不動産を相続させる旨の遺言なら、対象の不動産の名義をその相続人の名義に書き換えます。特定 続きを読む >>

遺言執行者の選任方法や解任方法を教えて下さい

  遺言執行者を選任するためには、いくつかの方法があります。       まずは、遺言者が選任する方法です。この場合、遺言によって指名しておく方法と、遺言執行者を指名すべき人を指名しておく方法があります。確実に遺言執行者になってほしい人が決まっている場合には、はっきりその人を遺言執行者として指名しておくと良いでしょう。こ 続きを読む >>

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