動産(衣服・写真・自動車・芸術品など)の財産の評価はどうなりますか?

 

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遺産分割においては、当事者の合意が尊重されますから、動産の財産評価についても、当事者間の合意が優先されます。

ただ、当事者間での話し合いでまとまらない場合、客観的な資料に基づいて評価することになります。財産評価の方法については、動産の種類によって異なります。

⑴ 家財道具

衣服などの家財道具は、一般的に経済的価値が低いため、財産評価することは困難であり、遺産分割の対象から除外する取扱いが多いです。ただし、衣服の中でも呉服などの経済的価値が高いものについては、呉服屋などの専門業者で査定してもらい、それを評価額とすることになります。
なお、写真も一般的には経済的価値が低いので、家財道具と同様な取扱いとなります。

 

⑵ 客観的に経済的価値のある動産
自動車や芸術品などの客観的に経済的価値のある動産については、専門業者の査定を行い、その金額を財産評価額とすることになります。

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弁護士法人ふくい総合法律事務所

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