あしながブログ
相続財産にならないものはどのようなものですか?

民法上の相続財産にならないもの 祭祀財産 まずは、祭祀財産です。 祭祀財産とは、先祖をまつるための財産のことです。 たとえば家系図や仏壇仏具、神棚などの祭具、お墓などが祭祀財産になります。 これらは、相続人らによる遺産分割協議で分けることはしません。 祭祀財産は金銭的価値がある場合でも相続財産には含まれないため、遺産分割や遺留分請求においても考慮されることはありません。 香典も相続財 続きを読む >>
相続財産にはどのようなものがありますか?

相続財産とは 相続財産とは、人が亡くなったときに相続人に受け継がれる財産のことです。 財産というと、現金、預金、不動産などが、イメージしやすいと思いますが、正確には、相続財産とは被相続人の財産に属した全ての権利義務が対象となります。 これには、プラスの相続財産とマイナスの相続財産があります。 プラスの財産 プラスの相続財産は、現金や預貯金、不動産や株式、投資信託、ゴルフ会員権、出資権など 続きを読む >>
相手の代理人から寄与分の主張をされたが、寄与分と認められず和解できた事例
状況 旦那様を亡くされたBさんからのご依頼です。Bさんと旦那様のご両親は、以前より折り合いが良くなかったこと、また、Bさんには子供がいないことから、ご両親との間で旦那様の遺産をめぐって紛争になる一歩手前の状況でした。 弁護士からのご提案および実施したこと Bさんが相手方とお話をすることができなかったため、相続財産の額・種類が不明でした。まずはその調査からご依頼をいただき、相続財産の調査、相続 続きを読む >>
遺留分減殺請求をしたことで相続財産が約1000万円増加した事例
状況 母親を亡くされたAさんからのご依頼です。母親が亡くなり、遺言書が出てきましたが、遺産のほとんどを他の兄弟姉妹に相続させる内容でした。Aさんは遺言書の内容に納得がいかず、当事務所にご相談にいらっしゃいました。 弁護士からのご提案および実施したこと まず遺留分減殺請求をする可能性をお伝えしました。また、そもそも財産の内訳がわからない状況でご相談にいらっしゃったので、まずは財産の調査をさせて 続きを読む >>