円満な遺産分割を終えることを望まれる方へ
〇この記事を読むのに必要な時間は約4分53秒です。
目次
下記のようなことでお困りではありませんか?
・遺産がどのくらいあるかわからないので、負債も含めてどのような遺産がある確認したい
・家族や親せきみんなが納得いく遺産の分け方を検討したい
・法律通りに遺産分割をするとどのようになるのかを知りたい
・1人の相続人だけ遺産分割に納得していないが、できるだけ穏便に終わらせたい
・遠方に親戚がいる、自分の仕事が忙しいなど、遺産分割を自力で進めるのが難しい
以上のようなことでお困りの方は、できるだけ早めに適切な措置をとらないと、より複雑な相続トラブルに発展する可能性があります。
当事務所の弁護士は、過去の解決事例等の経験から遺産分割によって引き起こされる相続トラブルが、家族関係の悪化や相続手続の長期化を招いている現実を知っております。
例えば遺産分割がまとまらず、遺産分割調停まで発展した場合、下記のような状態になってしまいます。
(解決事例)Aさんの場合
叔父であるMさんを亡くされたAさんからのご依頼でした。Aさんは、Mさんの姪にあたります。
Mさんは、かなりの資産家でしたが生涯独身で子もおらず、また遺言もありませんでした。
Aさんは、Mさんがお亡くなりになる6年前から、成年後見人になって財産管理や身上監護を行うなど、Mさんの面倒をかなりみていいました。
Mさんには、Aさんの他にも相続人となる甥や姪がいましたが、調停において、Aさんの寄与分を全く認めないような話をしたため、折り合いがつかず紛争が長期化していました。
【当事務所の対応】
その後、適正な解決を望まれたためAさんから、調停の途中からご依頼を受け、弁護士が代理人となり調停に出席しました。
今回の案件では、不動産の処分等解決しなければならない課題が多々あり、不動産の処分などに時間はかかりましたが、無事、寄与分についても認めてもらい、最終的には調停において、遺産分割協議を成立することができました。
当事務所では、ご依頼者が穏便な解決をご希望であれば、調停・審判といった裁判所に出向いて解決する方法ではなく、相手方との交渉による解決を第一とし、可能な限りご依頼者様の希望を実現できるように努め、早期に解決に導くサポートをさせていただきます。
(解決事例)Bさんの場合
相手の代理人から寄与分の主張をされたが、寄与分と認められず和解できた事例
【相談内容】
旦那様を亡くされたBさんからのご依頼です。Bさんと旦那様のご両親は、以前より折り合いが良くなかったこと、また、Bさんには子供がいないことから、ご両親との間で旦那様の遺産をめぐって紛争になる一歩手前の状況でした。
【当事務所の対応】
Bさんが相手方とお話をすることができなかったため、相続財産の額・種類が不明でした。まずはその調査からご依頼をいただき、相続財産の調査、相続財産目録の作成を行いました。これを踏まえ、相手方には、法定相続分通りで遺産分割の提案をしました。
ここで、相続財産が、お父様側が管理されていたものであり(預金・保険)、元々の財産もお父様が出資されていたものであったことが分かり、相手方から寄与分の主張をされてしまいました。
Bさんは寄与分についてはご納得いただけないとのことでしたので、当事務所では、相手方の代理人と寄与分の扱いについて粘り強く協議をいたしました。
【結 果】
協議の結果、特定の財産をご両親にお渡しすることで、通常の法定相続分通りで遺産分割を終えることができました。
和解までには8ヶ月程度、遺産分割を終えるまでに12ヶ月程度かかりましたが、協議に時間をかけたことで、良い解決を迎えることができました。いきなり調停などではなく、協議を重ねることで、和解できる点をみつけることができました。
調停を起こすことだけが、相続紛争解決の方法ではないことを再認識した事例でした。
このように、遺産分割でお困りの方は、お早目に弁護士に相談いただくことで、相続や遺産分割問題の円満かつ早期の解決につながります。
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